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FOMC

米国の中央銀行の政策決定会議の結果、FF金利を0.25%引き下げをしました。予測されていたことであり市場への大きな変動はなかったですね。ここで考えて欲しいのは何故こうしたかです。基本的にはGDPを中心に考えます。消費支出が減速していることが要因だし、FRBにとっては雇用では労働参加率が低下し雇用の伸びは著しく鈍化したことですね。モノのインフレは加速、サービスのディスインフレは継続であり関税の影響もまだ不透明でありFRBのミッションを達成するため金利は引き下げた。ここで疑問が浮上。米国金利が引き下げられたなら円高になってもいいのでは?年内に2回の引き下げも考えているのにもっと円高になってもいいのでは?と思いませんか。為替は金利だけでは動かないのです。今回はトランプの政策で米国への投資が加速していることや日本の国力の弱体化などで147円くらいで推移していますね。為替は複雑ですがそういうものだと思って付き合うしかありません。日本円建ての投信を買っていても最終的には米国株や債券に投資していれば影響を受けます。ポートフォリオ戦略が必要な理由でもあります。

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